DIYで自作キャンピングカー作り

快適な車中泊を目指してハイエースの荷室をDIYでキャンピングカー仕様に作り替えています!作り方や考え方なども詳しく説明していきます!

【絶対にやるべき!】ハイエースにデッドニング・断熱施行をしました!防音・断熱加工で快適車中泊生活- 第1話

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「自作キャンピングカー用としてベース車を用意したけど最初は何をしたらいいの?」、「床張りをする前にやっておいた方がいいことはある?」

といった悩みのある方、必見です!

筆者は現在、自作キャンピングカーを絶賛制作中です。

失敗も何度も経験してきました。

そんな筆者の経験から語らせてもらうとデッドニング・断熱処理は必ず最初にやるべきです!

もちろんデッドニングにもやり方や手順がありますので、これから解説していきますね。

 

今回の解説の流れは下記になります。

デッドニングをやったことがない人に対してもわかりやすい記事にしますので、良かったら最後まで読んでみてください。

 

1.デッドニングとは

デッドニング

デッドニングというのは、車の鉄板部分やプラスティックパーツに制振剤や吸音材を貼り付けることです。

デッドニングを行うことで、走行時の音が静かになったり、車のオーディオの音質向上が期待できます。

また、キャンピングカーのベース車として一般的なバンのような車だと雨がボディに当たる音がダイレクトに車内に聞こえてきます。

ハイエースのようなキャブオーバー車だとエンジンが座席の下にあるため、通常の車よりもエンジン音が車内に響いてきたりもします。

そういった外部からの騒音もデッドニングを行っておくことで和らげることができます。(とはいっても結構聞こえてしまいますが…)

キャンピングカー製作を行う上での下準備のような作業ですね。

断熱処理

断熱処理はデッドニングとは別物になります。

言葉の通り熱を遮断するために行う作業になります。

車はとっても暑くなりやすく、とっても寒くなりやすいです。

その理由の一つとして断熱処理がほとんどされていないことが挙げられます。

車体に断熱材を敷き詰めることで、何もしていない状態と比べてかなり改善します。(とはいっても元々が酷すぎるので、限界はありますが…)

限界がある理由として、窓が挙げられます。車の窓は家などと比べて比較的大きいため、そこから冷気が入ってきたり、太陽の熱がダイレクトに入ってきたりします。

家であれば、窓を二重構造にすることで断熱できますが、車はそうもいかないため、車体の断熱のみで対応することになります。

なので限界がある感じですね。

それでもやらないよりは絶対にやっておいた方がいいので、私はデッドニングと合わせて断熱処理も行うことをおすすめします!

 

2.自作キャンピングカー製作で最初にやるべき理由

防音・断熱処理をなぜ最初にやるべきかという点についてですが、これは簡単な理由で、一番底の層の作業になるからですね。

車体の鉄板部分に貼り付けることになるので、天井やフロアマットを取り外して作業を行うことになります。

一番最初の作業として行えばそこまで手間はかからないのですが、後からやろうとすると、せっかく作り込んだ内装を一旦全て外して作業を行う必要が出てきます。

そうなると作業に出戻りが発生することになるため、一番最初にやった方がいいということですね。

他にもメリットがあって、防音・断熱処理を先に行っておくと日常で車を運転する際やDIYの作業をする際にも効果が発揮されるので、快適にドライブやDIY作業を行うことができるようになります。

なので、デッドニングと断熱処理を必ず最初にやるべきと考えています。

 

3.使用した材料

デッドニング

私がデッドニングを行うために使用した材は下記になります。

  

これが8枚欲しかったので、4個購入しました。

標準ボディのハイエースへのデッドニングで、天井・側面・床を施工したところ、ちょうど使い切るくらいでした。

運転席と助手席の下部にはまだ貼っていないため、少し足りないくらいかもしれません。

また、この制振シートをしっかりと貼るために以下の工具も購入しました。

 

この工具があると、制振シートを車体にしっかり貼り付けることができるため、効果を高めることができます。

断熱材

断熱材は車体の下部とそれ以外で断熱材を分けました。

理由としては、下部にあまり厚い材を敷いてしまうと車内空間が狭くなってしまうと考えたからです。

天井については隙間が結構あったので、厚めの材でも大丈夫と判断しました。

購入した材は以下になります。

  • uxcell 車用断熱マット 吸音シート 断熱シート 防音シート 遮音シート 断熱材 熱反射 遮音防音材料 フォーム製 車ドア エンジン 屋根 断熱 保冷 汎用 厚さ10mm ブラック 300cm*100cm

  • 旭ファイバーグラス アクリア アクリアマット密度10K 厚さ50ミリ×430ミリ×長さ2880ミリ 8枚入

 

前者が床用で後者が床以外で使用した断熱材になります。

数は床用がx2、それ以外が8枚入りをx1用意しました。

これで完璧!と思っていた量だったのですが、想定とはかけ離れてかなりミスりました…

床用は1枚では足りず、2枚だとだいぶ余ってしまい、床以外で使用した断熱材に関しては半分以上が余ってしまいました。

もっとしっかりと考えて購入すべきだったと反省しています…

制振シート・断熱材共に性能は十分なので、量さえ考えればおすすめできます!

良かったら参考にしてみてください。

 

4.実際の作業風景と方法

デッドニング

デッドニングの前に掃除をしましょう!(特に中古車の場合)

上記の画像はだいぶ掃除が終わりかけに撮影したものなので、きれいに見えますが、実際はかなり汚かったです。

こんな感じ。。。

 

デッドニングでは車体にしっかりと密着させるため、専用の工具を使用して貼り付けます。

貼る量については正直なところ個人差も大きため、好みの部分が多いと思います。

私の場合は、総面積の3分の1程度を目安に貼りました。

気をつけるべきことは制振シートとボディに隙間を作らないように貼ることになります。

また、満遍なく貼ることも大事になります。

この二つを気を付けていれば、ある程度の効果を発揮してくれると思います。

断熱

断熱材、まじで本当に最強に暖かいです(冬に作業しました)

 

断熱で大切なことは1つだけです。

それは…

隙間を作らない

少しでも隙間ができてしまうと、そこから熱が逃げてしまい効果が激減してしまいます。

なので、なるべく隙間を作らないように材を敷き詰めていく必要があります。

 

2022/05/22:追記

天井や側面の外し方を記事にしましたので、良かったらこちらも読んでみてください。

shohey-diy.hatenablog.com

 

5.まとめ

今回は自作キャンピングカー製作を行う上で最初にやるべき作業の防音・断熱について解説しました。

キャンピングカーとしてではない車でも処理を行うことで、エアコンの効きがよくなったり、走行音が静かになったりとメリットが大きいので良かったら試してみてください!

今回の話をまとめると…

  • 防音・断熱処理を行うことで、快適な車内空間を確保することができる
  • 自作キャンピングカー製作を行う上で必ず最初に行った方が良い
  • 作業は注意点を意識して丁寧に行う

といった内容になります!

 

正直手間ではあるのですが、こういったひと手間を行っておくことで、後々大変な思いをする必要がなくなるので、防音・断熱処理は欠かさず行うことをおすすめします!

 

今回の記事以外にもキャンピングカー製作の過程や知識、実体験などの記事をたくさん作成していく予定です。

もし良かったら他の記事も見てみてください。

最後まで読んでいただきありがとうございました!