DIYで自作キャンピングカー作り

快適な車中泊を目指してハイエースの荷室をDIYでキャンピングカー仕様に作り替えています!作り方や考え方なども詳しく説明していきます!

【車選び】自作キャンピングカー製作の第一歩!キャンピングカーにはどんな車を選ぶのがベスト?

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「キャンピングカーを自作したい!」と思っても、以下のような疑問が湧いてくる方が多いのではないでしょうか?

  • まず何からしたら良いのかわからない…
  • 今所有している車で問題ないの?
  • 自作キャンピングカーに最適な車が知りたい!

筆者が自作キャンピングカー製作を始めようと思った時もそうでした。

 

まず車がないことにはキャンピングカーを作ることはできませんので、一番最初は車の選定を行うことになると思います。

「自家用車として所有している車で問題ないのか」や「キャンピングカー用として新たに購入する際に気をつけること」などについて、

筆者自身が考えていたことや実際に始めてみて思ったことを解説していきます。

あくまで筆者としての考え方になりますので、他にもいろいろな記事を読んで、様々な人の考え方に触れてみることをおすすめします!

ということで、参考までにと言う形になりますが、良かったら最後まで読んでもらえると嬉しいです!

 

今回の記事の流れは以下になります。

 

1.自作キャンピングカー用のベース車両を選ぶ際に気をつけること

まずは用途をはっきりさせよう!

用途ってキャンピングカーじゃないの?と思ったそこの方!

間違ってはいないのですが、少し違います。

というのもキャンピングカー専用で用意するのか、普段利用と兼用するかによって最適な車種が変わってくるからです。

※普段利用というのは普段の買い物に使ったり通勤に使ったり、日常生活の一部として使用することを指しています。

キャンピングカーとしてのみ利用するのであれば、サイズが大きくて車内空間が広いベース車両を選ぶのが良いと思います。

ただ、普段利用となると大きすぎる車は少し扱いづらくなります。

そのため、最初にどのような使用方法を想定しているかを考えておく必要があります。

 

乗車人数を決めよう!

用途がはっきりしたら、次は乗車人数を考えましょう。

人数が増えればそれだけ乗車場所が必要となり、DIYを行うための車内空間が狭くなります。

例えば、ハイエースDXの3人乗りであれば、後部座席の椅子はありませんので、その分DIYできる範囲が広まります。

これが9人乗りとなると、後部座席に二列分のシートが配置されるため、DIYをする範囲がかなり限定されてしまいます。

もちろん椅子をキャンピングカー仕様の椅子に変更すれば、乗車人数は気にしなくても良くなりますが、椅子の変更は車検に通らなくなる可能性があるため、素人が挑戦するのは少しハードルが高いです。(筆者も椅子の変更は今のところ考えていません。)

簡単に説明しておくと構造変更の手続きが必要になると思います。

用途に応じて必要最低限の乗車人数に留めておくのが良いと思います。

 

どのようなレイアウトにするかなんとな〜く考えてみよう!

用途、乗車人数が決まったらなんとなくどのようなレイアウトにするかを考えてみましょう。なんとな〜くで大丈夫です!

例えば…

  • 常設のベッドを置くのか
  • 常設のテーブルを用意するか
  • 棚はどの程度の大きさか
  • 水回りは必要か
  • どんな荷物を乗せる想定か
    キャンプ、釣り、サーフィン etc.

 

あとは好みに合わせて車を選ぶだけ

用途、乗車人数、レイアウトが決まったら、ほとんど準備は完了したと言っても過言ではありません。

ここからは各々の車に対する趣味・趣向も加味しながらベース車選びを進めて大丈夫です。

例えば…

  • 新車か中古か
  • エンジンはガソリン仕様かディーゼル仕様か
    ディーゼルの方が重たいものを載せてもスムーズに走り出せます。
  • ミッションはMTが良いのか、ATがいいのか
  • 大きい車でも無理なく運転ができるか
  • 車自体のカスタマイズ性、整備性を気にするか etc.

といった好みに合わせて選んでいく感じですね!

最近では軽自動車をベースにしたキャンピングカーも多いですし、バスやトラックをベースにしたキャンピングカーもあります。

好みに合わせて、最適なベース車両を見つけてみましょう!

筆者がこの辺りをどう考えて選んだかについては次の章で説明しますね。

 

ちなみに…

筆者の個人的な意見にはなりますが、商用バンをベース車に選ぶのがいいと思っています。

サイズもたくさんありますし、配送用なので荷室も広く作られていてDIYするのには最適です。

 

2.筆者が選んだベース車両とその理由

筆者が選んだベース車両とその理由

ハイエースDXを選びました。

ちなみに一言でハイエースと言っても非常に様々な種類があります。

それらの細かい解説は別の記事で行おうと思っていますので、今回は割愛します。

 

なぜハイエースを選んだのかですが、今まで解説してきた順で説明していくと…

■用途

普段利用も考えていたため、大きすぎないサイズの車を探していました。

ハイエースって見た目は大きく見えますが、意外なことに標準ボディのハイエースはそこまで大きくありません。

ギリギリの5ナンバーサイズとなっており、幅に関しては現行のクラウンやプリウスといった車の方が大きいです。

もっというとコンパクトカーであるトヨタのアクアと幅だけ見れば一緒です。(幅だけ見れば…笑)

ハイエースは乗車位置が高く、窓も大きくてよく見えるので、内輪差にさえ注意していれば、非常に運転がしやすいです。

この大きさであれば筆者の住む地域では普段利用も問題ないと判断しましたので、標準ボディのハイエースを選びました。

ただし、細い道が多かったり、高さ制限のある駐車場が多いなど住む地域によっても多少は意識が変わる可能性があります。

標準ボディのハイエースであれば高さ制限はほとんど引っかかることはないとは思いますが…(2.0m以上であれば大丈夫なはずです!)

 

■乗車人数

基本的には一人ないし、二人で乗ることが多くなる予定だったので、3人乗りでも問題はなかったのですが、たまに家族や友達を乗せることもあったので、可能な限り多い乗車定員をというところで6人乗りを選びました。

車検証にはしっかり6人乗りと記載されているので、最大6人ですが、快適に乗車できるのは4人までと考えたほうがいいです(^^;)

6人乗ったらかなり狭いですからね。。。

ハイエースのバンには9人乗りのモデルもありますが、荷室となるカスタムできる範囲が狭くなってしまうので、候補外となりました。

 

■レイアウト

常設のベッドを用意することは決めていました。

それ以外は特に成り行きで良いかなとという感じですね。

ただ譲れない部分としてサーフィンによく行くので、サーフボードが楽に乗ることが条件でした。

ハイエースであれば車体が長いので、サーフボードも楽々乗せることが可能です。

 

■最終的な決め手

筆者の条件に合致するのは、基本的には商用バンのみで、車種をどうするか悩んでいました。

具体的には…

この辺りで悩んでいた感じです。

決め手となったのは実績とサードパーティ製のカスタムパーツの豊富さになります。

同じようにハイエースをベースとしてカスタムしている方々が多いので情報が多く、人気のある車種のため、カスタムパーツも豊富にあります。

他の2車と比べると車両の価格が高いのが欠点ですが、その分大きな魅力を持った車種であるため、ハイエースを選びました。

 

ちなみに筆者が選んだハイエースの仕様は…

といった感じです!

 

ハイエースの中でも今の仕様を選んだ理由

グレードについて、ご存知の方もいるかもしれませんが、ハイエースDXはハイエースの中では一番下のグレードになります。

本当に荷物を乗せることだけを考えており、鉄板剥き出し、内装デザインなど一切考慮なしといったグレードになります。

ただ、その分カスタムのしがいがあります。

言ってしまえば、何もない状態です。こんな楽しい状態はありません(^^)v

なのでハイエースDXを選びました。

 

あとの仕様についてはそこまで深い理由はありません。

  • 6人乗りについては、先ほど説明した通りです
  • ガソリン車よりディーゼル車の方がパワーがあり、壊れにくいのでディーゼル

  • MTにしか乗れないのでMT(AT限定ならぬMT限定でやらせてもらってます!)
  • リアヒーターと寒冷地仕様はたまたま選んだ車がそうでした

 

3.ぶっちゃけ選んだベース車両に満足してる?



用途

こちらは大変満足しています。

標準ボディのハイエースは本当に思ったほど大きくなくて、よほど狭い道路でなければ入っていけるので、普段使いとの兼用が無理なく行えています。

車高も約2mとほとんどの立体駐車場に入ることができる大きさなので、高さ制限も気にしたことがありません。

ただ、大きくないといっても長さはしっかりとありますので、慣れるまで駐車時はかなり気を使っていました。

それでも慣れてしまえば少し狭いくらいなら難なく駐車できるようになると思います。

 

乗車人数

実はここはあまり満足していません。

乗車人数とはあまり関係がありませんが、後部座席のシートベルトの義務化が行われる前のモデルだったため、シートベルトがついていないんですね。

これは筆者の確認ミスではあるのですが、後部座席に乗ってもらうのはかなり厳しい状態です。(法律上は問題ないのですが、命を預かることになるので…)

 

レイアウト

絶賛キャンピングカー作成中なので、判断は少し早いかもしれませんが、概ね満足しています。

もっと車内が広ければな…と思うこともあるにはあるのですが、広さを確保しようとすると車が大きくなって、普段利用が厳しくなるので、妥協しなければならない部分かなと思っています。

今の車内空間を最大限活用して、考えて作るのも楽しいのでここは満点ではないですが、オッケーとしています。

 

好み

絶対に外せない条件としてMTがありました。MT以外の車はもう乗れないので…

それ以外だとパワーがあるので、ディーゼルの方がいいかなといった感じです。

結果購入したハイエースディーゼルエンジンのMT仕様なので大変満足しています。

運転もとても楽しく、快適です。

強いて言うならディーゼルのエンジン音はかなり大きく、気になることがあります。

ディーゼルハイエースにしか乗ったことがないので比較はできないのですが、一般的にはガソリン車のほうが、音は静かだと言われています。

具体的にはラジオで野球の試合を聴いていたりすると、試合の状況がわからないといったことが発生したりします。

とはいえパワーのある車のほうがいいので、ここは仕方がないかなと思っています。

 

結論

満足していますー!!!

 

4.まとめ

今回は、

  • キャンピングカー用の車を選ぶ際のポイント・選び方について
  • 筆者が実際に車を選んだ際に気をつけていたポイント

をご紹介しました。

 

選び方の話をまとめると…

  • 用途をはっきりさせる
  • 乗車人数を決める
  • レイアウトをなんとな〜く考える
  • 車に対してのこだわりがあれば、考慮する

といった感じになります!

 

今現在所有している車をそのまま活用できるのがベストだとは思いますが、もしキャンピングカー用として購入、もしくは買い替えを検討している方がいましたら参考にしていただけると幸いです。

 

これからキャンピングカー製作の過程や知識、実体験などの記事をたくさん作成していく予定です。

もし良かったら他の記事も見てみてください。

最後まで読んでいただきありがとうございました!